体に悪い食べ物を上手に避けて健康を維持する5つのコツ

体に悪い食べ物はすぐにはあなたの健康に影響を与えなくても、ゆくゆくはあなたの健康に害をもたらします。将来の健康のためには、「今が健康だからいいや」ではなく、長い目でみて、あなたの健康を維持できるよう日々の食事に気を付けなければいけません。

とはいっても、「私、ジャンクフードは食べないし、体に悪い食べ物なんか摂っていないわ」という方もいるでしょう。しかし、体に悪い食べ物は「これを食べたら不健康になるぞ~」という顔で陳列棚に並んでいるわけではありません。

そんなそぶりを一切見せない、むしろ体に良い食べ物というイメージを持たれているものも多くあるのです。ここでは体に悪い食べ物を上手に避けて健康を維持する5つのコツをお伝えします。

なかには、「えっ、これも体に悪い食べ物なの!?」という食べ物もあるでしょう。知らず知らずのうちに体に悪い食べ物を摂取しないように、ぜひこの記事を参考にしてください。

 

体に悪い食べ物を上手に避けて
健康を維持する5つのコツ

 

マーガリンではなくバターを選びましょう。

トーストに何を塗っていますか?「値段も手頃だし、植物性だからバターよりもヘルシーそう」といってマーガリンを塗っている方、マーガリンは体に悪い食べ物の一つです。

マーガリンからバターに切り替えましょう。ではなぜマーガリンが体に悪い食べ物なのか。マーガリンにはトランス脂肪酸が多く含まれます。

トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増加させ、心臓疾患や糖尿病を引き起こします。つまり、「ヘルシーそう」と思ってマーガリンを食べていると、かえって心臓病や糖尿病になりやすいということ。

少々値ははりますが、健康のためにはバターがおすすめです。また、市販の洋菓子やパンにもマーガリンは含まれています。食べすぎには注意してくださいね。

 

食卓には練物や加工品ではなくフレッシュな食材を並べましょう。

2015年、ウインナーやハムの発がん性が話題になりましたよね。体に悪い食べ物だから絶対に食べちゃだめ!とまでは言えませんが、せっかく家庭には冷蔵庫があり、近所には毎日通えるスーパーがあるのです。

現代の日本に保存食は不要!ウインナーやハムなどの加工品ではなく、生肉を食べましょう。また、ウインナーやハムなどの加工品はもちろん、ちくわやかまぼこなどの練り物は非常に塩分の多い食べ物です。

毎日のように食べていると塩分過多になってしまうので、塩分を控えるためにも、生肉生魚などのフレッシュな食材で料理をするようにしましょう。ハムステーキと、塩をひとつまみふったステーキでは、塩分の摂取量は段違いですよ。

 

味覚と摂取カロリーの乖離は×!人工甘味料に甘えてはいけません。

「甘味は砂糖以上、それなのにカロリーは0」こんな人工甘味料がちまたには溢れています。カロリーオフを謳ったジュースも人気ですよね。

しかし、これらの人工甘味料は百害あって一利なし、体に悪い食べ物です。人工甘味料を摂取すると、私たちの脳は「糖分を食べた」と錯覚します。

しかし、人工甘味料は砂糖ではありません。脳は「糖分を取り込め」と体に指令!インシュリンを分泌して糖分を待ちかまえますが、待てど暮らせど、糖分は血液中に入ってきません。

脳は肩透かしを食らった形になります。あると思ったものがないのですから、これは相当なストレス、飢餓感を覚えます。そこで脳は「糖分が欲しい!糖分を摂取しろ」と指令を出します。

そこでまた、やってきたのが人工甘味料だったら……脳は激怒です。つまり、人工甘味料を摂れば摂るほど、脳の飢餓感は増幅、甘いものを食べたくなってしまうのです。

ある調査によれば、人工甘味料を含んだノンカロリー飲料を摂取している人は摂取していない人に比べて、糖尿病になるリスクが7倍に跳ね上がるといわれています。

人工甘味料を摂取するくらいなら、お茶やコーヒーを飲みましょう。甘いものが食べたいときには、人工甘味料などというせこい真似はせず、ちゃんと砂糖の入った甘いものを食べて脳を満足させることが大切です。

 

カット野菜に栄養なし!野菜は自分で切りましょう。

袋から出してお皿に盛りつけるだけで食べられるカット野菜、愛用している方も多いのでは?しかし、このカット野菜、残念ながら野菜の栄養はほとんど残っていない、どころか健康を害する恐れもある体に悪い食べ物です。

カット野菜がどうしてそれほど体に悪い食べ物なのか。それはカット野菜の加工に原因があります。野菜の栄養素の多くは水溶性、加工の段階で何度も洗われたり消毒液につけられたりしていくうちに栄養素は野菜から溶け出していってしまいます。

さらに、カット野菜の消毒には次亜塩素酸ナトリウムや漂白剤が使用されます。つまり、カット野菜は次亜塩素酸ナトリウムや漂白剤だらけということ!

カット野菜を食べるということは、野菜の栄養を摂っているのではなく、消毒薬を食べているというなのです。野菜を食べたいのならカット野菜ではなく加工されていない生野菜を買いましょう。

 

酸化した油は体に悪い!油は少量ボトルで買いましょう。

酸化した食材や調味料は、新鮮な状態のときに比べて味が落ちるだけでなく、発がん性物質を含む・体内の酸化(老化)を招くなど、体に悪い影響を与えます。

長期間酸素に触れた古い食材や調味料は体に悪い食べ物と覚えておきましょう。料理はできるだけ新鮮な食材と調味料を使ってください。

特に酸化しやすいのが油です。さして使いもしないオリーブオイルやごま油を大きなボトルで購入したりしていませんか。油は容量が増えれば増えるほど割安で購入することができます。

体に悪い食べ物を摂取したくなければ、短期間で使いきれる容量のボトルを購入してください。使いきりの目安は1ヶ月です。

 

いかがでしたか。

以上が、体に悪い食べ物を上手に避けて健康を維持する5つのコツでした。上記の通り、体に悪い食べ物を避け体に良い食べ物を選ぼうとすれば、食費は高くなります。

しかし高くなるといっても、マーガリンをバターにかえる程度、数百円の差です。調味料を大容量ボトルから少量ボトルに切り替えることに至っては、数十円の差でしょう。

数百円で体に悪い食べ物を避けることができるのなら、惜しくはないですよね。ぜひ、目先の数百円にとらわれず、長い目で見てあなたの健康を維持できるよう日々の食事内容を見直してみてください。

また、どんな食材も、長期間保管すれば酸化します。酸化した食材はあまねく、体に悪い食べ物です。買い置きはほどほどにし、できるだけ毎日新鮮な食材や調味料で料理するようにしてくださいね。

 

まとめ

体に悪い食べ物を上手に避けるには

・ マーガリンではなくバターを選びましょう。
・ 食卓には練物や加工品ではなくフレッシュな食材を並べましょう。
・ 味覚と摂取カロリーの乖離は×!人工甘味料に甘えてはいけません。
・ カット野菜に栄養なし!野菜は自分で切りましょう。
・ 酸化した油は体に悪い!油は少量ボトルで買いましょう。


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