黒にんにくの効能を活かして美味しく食べる7つの方法

最近注目されている黒にんにくですが、黒い色がグロテスクで食べるのを躊躇している方も多いのではないでしょうか。生のにんにくを発酵させると黒くなることから、黒にんにくと呼ばれていますが、発酵させることにより生のにんにくより10倍も抗酸化作用が高くなります。

黒にんにくは主に免疫力を高め、腸内バランスを整える作用、ガン予防や老化防止、疲労回復などの様々な効能が報告されています。

黒にんにくは熟成させることにより、生にんにくの刺激が全くなくなるため、胃の弱い方でも安心して食べることができますし、にんにく独特の臭いもほとんど気になりません。

臭いを気にせず食べられて、健康や美容に効果が期待できる黒にんにくは、そのまま食べてもドライフルーツのような食感と味わいで美味しく食べられますが、料理に加えることでコクや甘みなどが加わりさらに美味しくなります。

そこで今日は黒にんにくの効能を活かして美味しく食べる7つの方法をお伝えします。

 

黒にんにくの効能を活かして
美味しく食べる7つの方法

 

黒にんにく醤油にする

黒にんにくの効能を活かして簡単に料理に使うには、黒にんにく醤油を作っておくととても便利です。作り方には色々ありますが、一般的には須臾とお酒に皮がついたままの黒にんにくを10日ほど漬けておく方法です。

もっと手軽にすぐ使いたいときは、皮をむいた黒にんにくと醤油、お酒を少しいれてミキサーでかけます。この醤油を炒め物や煮物の味付けに使ったり、お刺身やお浸しなどにかけるとコクが出て美味しく食べることができます。

 

ドレッシングにする

美容のために積極的にサラダを食べる方が増えてきていますが、サラダにも黒にんにくの効能をプラスして、さらに美容効果をアップさせましょう。

黒にんにくをフォークなどで潰し、オリーブオイル、酢を加え、塩こしょうで味を整えるだけです。にんにくに含まれるアリシンはオリーブオイルに溶かすと分解・結合し、アリルスルフィド類に変化します。

このアリルスルフィド野中にはガンを予防する成分が含まれているため、黒にんにくとオリーブオイルを一緒に摂ることのできるドレッシングは、がん予防の効能を高めてくれます。

 

にんにく味噌をつくる

黒にんにくも味噌も同じ発酵食品ですので、大変相性が良いです。潰した黒にんにくと味噌、みりん、お酒を混ぜるだけでできるにんにく味噌は、スティック野菜のディップにしたり、料理の隠し味などに便利です。

オススメなのが豚肉にんにく味噌漬けです。豚肉をにんにく味噌に一晩漬け込むだけでの簡単なレシピですが、豚肉に多く含まれるビタミンB1とにんにくのアリシンが結びついて疲労効果の効能がアップします。

 

黒にんにく酢をつくる

フルーティーで甘みと濃くがある黒にんにくは、酢に漬けると美味しい黒にんにく酢が出来上がります。酢の健康効果とにんにくのアミノ酸パワーで、血液サラサラ効果や疲労回復、美肌効果のなどの効能が高まります。

この黒にんにく酢は普通の酢より甘みやコクがあるので、料理の隠し味に使ったり、炒め物にすると美味しく食べることができます。

 

細かく刻んでトッピングに

ほんのり酸味がありしっとりとした食感の黒にんにくはを。刻んで色んな料理のトッピングに使いましょう。

ステーキやピザ、サラダなど、フライドガーリックの代わりに使うとコクがプラスされますし、フライドガーリックとは違った食感が楽しめます。

黒にんにくのほのかな酸味が脂っこい料理もさっぱりさせてくれます。にんにく独特の匂いや刺激がないので、たくさん食べても安心です。

 

黒にんにくで浅漬け

短時間でできる浅漬けは、ちょっとした箸休めやごはんのお供に最適です。この手軽にできる浅漬けに黒にんにくを加えると、深い味わいになり抜かず毛のようなコクが出ます。

白菜の浅漬けに刻んだ黒にんにくと少し豆板醤を加えると、黒にんにくのコクと酸味で白菜キムチのような浅漬けが出来上がります。

キムチは美味しいけど臭いが気になってあまり食べない方も多いと思いますが、この黒にんにくで作ると臭いを気にせず、食べることができます。

 

イタリアンに使う

ペペロンチーノに代表されるように、イタリア料理はにんにくを使う料理が多いです。イタリア料理を作る時に使うにんにくを、黒にんにくに変えてみてはいかがでしょう。

黒にんにくはオリーブオイルと一緒に摂ると効能がアップしますので、最近では黒にんにくを使用したイタリアンレストランもあるそうです。

ペペロンチーノのようなシンプルなパスタに黒にんにくを使って作ると、他の具材が入っていないのにお店で食べるペペロンチーノのようにコクがでて美味しいパスタが作れます。

 

いかがでしたでしょう。黒にんにくはそのまま食べても美味しく、健康や美容に大変効果がありますが、少しの工夫でさらに美味しく効能をアップさせることができます。

合わせる食材によっては効能がアップするだけではなく、黒にんにくが合わせた食材の効能をアップさせることもあり、相乗効果によってさらに健康や美容のためになるでしょう。

栄養価が高く、様々な効能がある黒にんにくですが、美味しいからといって食べ過ぎには注意が必要です。

薬ではないのである程度食べ過ぎても問題はないですが、1日に4分の1個から2分の1個ほどにしましょう。ひと手間加えた黒にんにくを適量を守って、美味しく食べて健康になりましょう。

 

今日のまとめ

黒にんにくの効能を活かして美味しく食べる7つの方法

黒にんにく醤油をつくる
ドレッシングにする
にんにく味噌をつくる
黒にんにく酢をつくる
細かく刻んでトッピングに
黒にんにくで浅漬け
イタリアンに使う


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