就活の失敗を防ぐ、知っておきたい5つの基礎知識


就活で失敗するのは嫌ですよね。就活は社会に出るための最初の関門であり、あなたの人生を左右するかもしれない大切なイベントです。

できれば第一志望の会社の内定をゲットしたい、第一志望が無理でも第二第三志望の会社の内定はほしいところ、就活が終わったときに「やりきった、ベストを尽くしたしそれなりの結果も得ることができた」と満足する就活をしなければいけません。

とはいえ、就活は真面目に取り組めば必ず結果がついてくるものというものではありませんし、「筆記試験なら得意なのに面接は苦手」など就活に失敗したり挫折することもあります。

就活の失敗を防ぐためにはどうすればよいのか。といいことで、今回は就活の失敗を防ぐために知っておきたい5つの基礎知識をお伝えします。

 

就活の失敗を防ぐ、
知っておきたい5つの基礎知識

 

SPIの準備は本格的な就活が始まるまでに済ませておくこと

最近は就活の期間を短縮するために、就活の解禁日が遅くなる傾向があります。就活の期間が短くなるということは、就活中にできることが少なくなるということ!就活解禁日前にできることは就活解禁前に済ませておきましょう。

就活が始まったとき、最初の関門になるのがSPI試験です。SPI試験でよい点をとらなければ、次の面接試験や会社ごとの筆記試験には進めません。

SPIの問題集は就活解禁日関係なく、一年中書店に並んでいます。就活が本格的に始まる前に、SPIの問題集を買って対策を始めてください。いざ就活が始まると、企業研究や説明会巡り、ES作成などで、SPI対策どころではなくなります。

SPI・・・SPI総合検査(エスピーアイそうごうけんさ)は、リクルートマネジメントソリューションズが提供する適性検査。性格と能力の2領域を測定する。SPIはSynthetic Personality Inventory(総合適性検査)の略。

 

企業研究は就活解禁日までに済ませておくこと

SPI対策の他にも、就活解禁日前にできることがあります。それは企業研究!本格的な就活を始める前から企業研究を始めておくことで、余裕をもって就活をスタートさせることができますし、会社選びも的確に行うことができます。

就活が始まってから「どの会社に応募しようかな。この業界にはどんな会社があるのかな」では就活のスタートから他の就活生から出遅れてしまいますよ。また、企業研究をきちんとやっておけば、ESや面接でも企業研究の成果を発揮することができます。

 

エントリーシート(ES)に書くネタを作っておくこと

エントリーシート(ES)に書くことがない、学生時代にがんばったこともなければ特技や長所も特にないでは、真っ白なESを提出することになります。

特に自己PRや長所の欄に書くべきことがないというのは困りもの、これではES選考の段階で落選、就活に失敗することは必至です。

ESに書くことがないという方、書くことがないのであれば書くネタを作ってください。就活の前の年に、会社の長期インターンに参加する、海外にインターンシップに行くなど、就活でアピールできる経験をしておきましょう。

 

学歴の差は簿記やTOEICなどの資格で埋めること

就活には学歴フィルターがあります。第一志望の会社の内定をとりたいけど学歴フィルターではじかれそうというとき、あるいは「うちの大学では大企業への就職が無理かな」というとき、足りない学歴は資格や免許で埋めてくださいね。

簿記の1級やTOEICの高得点など、学歴の差を埋めることができる資格や免許を取っておきましょう。また、大学受験と違い就活には「まぐれで合格」ということはありません。

「学歴フィルターではじかれそうだし、学歴の差を埋める資格や免許も持っていない」というとき、無謀な挑戦は就活の失敗を招くだけです。就活のチャンスは無限にあるわけではないですし、就活の期間は限られています。

無謀な挑戦に割く時間や力はないので、「うちの大学では無理」という会社には応募しないようにしましょう。身の丈に合った会社に応募することが、就活の失敗を防ぐためには大切です。

 

面接のマナーや緊張感に慣れておくこと

就活で最大の難関が面接です。企業研究も筆記試験もばっちり、なのに面接で撃沈、就活に失敗したという就活生は多いです。就活の面接は慣れです。

人見知りや緊張しやすい性格の方、就活の失敗を防ぐために、事前に就活の面接に慣れておきましょう。就活セミナーに参加して面接のマナーや雰囲気に慣れるのもよいですし、就活前にあえて苦手な場所やシチュエーションに自分の身をおいて緊張感に慣れておくのもよいですよ。

大声を出さなければいけないバイトや接客のバイトを始めてみるのがおすすめです。また、第一志望の会社の前に別の会社の面接を受けておくと、大切な面接で失敗することが少ないです。

 

いかがでしたか。以上が就活の失敗を防ぐために知っておきたい5つの基礎知識でした。就活の失敗を防ぐために、まず大切なことは就活前にできることは就活前に済ませておくことです。

SPI対策や企業研究は、本格的な就活が始まる前にやってしまいましょう。また、「エントリーシートに書くべき自己PRや長所がない」という方は、就活前に、インターンに参加するなどしてESに書くことができる経験をしておくことが大切です。

学歴がアピールポイントにならないという方は、学歴以外のアピールポイントを作っておいてくださいね。新卒の就活はまだまだ学歴至上主義です。

面接が苦手な方は、面接のマナーや緊張感に慣れておきましょう。接客のバイトをしたり面接セミナーに参加して鉄の心臓を手に入れておくのがおすすめです。

まとめ

就活の失敗を防ぐためには

・ SPIの準備は本格的な就活が始まるまでに済ませておくこと
・ 企業研究は就活解禁日までに済ませておくこと
・ エントリーシート(ES)に書くネタを作っておくこと
・ 学歴の差は簿記やTOEICなどの資格で埋めること
・ 面接のマナーや緊張感に慣れておくこと


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