なんだか気分が悪い、、、そんな時には、胃に優しい飲み物で疲れた体を癒やしたいですよね。学校や仕事で疲れたときや体調が悪いときはご飯やおやつなどの固形物を食べられないこともありますし、日頃は食欲お旺盛な方でもときには胃が痛くなったりむかむかすることだってあります。
こんなときには、無理に胃に食べ物を入れるよりは胃に優しい飲み物で胃に負担をかけずに胃の調子を整えたり栄養を摂取したいものです。胃の調子が悪いからといって飲まず食わずでは、ますます弱ってしまいますものね。
ということで、今回は胃に優しい飲み物で疲れた体を癒やすレシピをお伝えします。咳が出たり熱があって体調が悪いときにはもちろん、ストレスや前日の食べすぎ飲みすぎが祟って胃の調子が悪いときの参考にしてください。
胃に優しい飲み物で
疲れた体を癒やす5つのレシピ
胃酸過多で胃が痛いときには白湯を飲むこと
胃酸過多で胃が痛くなることがあります。元々胃酸の分泌量が多い体質だったり、ストレスなどで胃酸が多く出たりします。胃酸過多では、胃酸が胃の粘膜を刺激するため胃が痛くなります。
食事を摂らず空腹状態が長く続くことで分泌された胃酸が胃を攻撃することもあります。こんなときには胃酸を薄めてあげることで胃痛や胸やけを鎮めましょう。
ということで、胃に優しい飲み物の一つ目は白湯です。胃が痛いときや空腹が長く続くときには、ぬるめのお湯を飲んで胃酸を薄めてください。何か食べるときも、白湯を飲んでから食べた方が、胃の負担が小さくなりますよ。
カフェインの少ないほうじ茶を飲むこと
カフェインは胃の負担になります。また、妊娠中や授乳中でカフェインを摂取できないときにもほうじ茶を飲むとよいです。
ただ、ほうじ茶には微量のカフェインが入っているので、全くカフェインを摂取できないときには、カフェインが入っていないハーブティーやたんぽぽ茶を飲んでくださいね。麦茶もカフェインが含まれていませんしタンニンも入っていないので、胃に優しい飲み物です。
飲み会の前には牛乳を飲むこと
牛乳には胃の粘膜を包み保護する働きがあります。食事や飲み会の前に牛乳を飲むことで、食べすぎや飲みすぎによる胃への負担や二日酔いを防ぐことができますよ。ただし、お酒の飲みすぎは禁物です。また、胃の調子が悪いときや食事をとれないときにも牛乳はおすすめです。
牛乳はタンパク質や脂肪の多い飲み物なので、食事代わりに牛乳を飲むことで当面の必要な栄養を摂取することができます。タンパク質には体温を上げる効果もあるので牛乳は冷えや風邪予防にも効果的ですよ。
温めて飲めば体の中からポカポカ温まります。牛乳は胃に優しい飲み物ですが、胃薬との飲み合わせは×、胃薬を飲む前や後には牛乳は飲まないようにしましょう。
発熱・下痢・脱水症状が出たときにはスポーツドリンクを飲むこと
風邪や感染症で発熱や下痢の症状が出たとき、あるいは熱中症のときには体は脱水症状を起こします。脱水症状が悪化すると命にもかかわるので、症状が軽いうちからこまめに水分を補給することが大切です。
このとき、水やお茶ではなく、ナトリウム(塩分)やカリウムなどのミネラルが入ったスポーツドリンクを飲んでください。汗や尿、下痢などで体から失われたミネラルを補給することができます。
キンキンに冷えたスポーツドリンクは風邪や感染症で弱った胃の負担になります。ぬるめのスポーツドリンクをちょっとずつこまめに飲むことで、胃を労わりながら水分補給をすることができますよ。
甘酒でブドウ糖やアミノ酸を摂取すること
夏バテのときにおすすめの胃に優しい飲み物が甘酒です。お米から作られる甘酒にはブドウ糖やアミノ酸が豊富に含まれています。夏バテで食欲がないときの栄養源にぴったりですね。
ただし、甘酒には微量のアルコールが含まれているので、未成年の方や仕事中・運転前には控えるか、アルコールが入っていない甘酒を選んでください。甘酒は冬にもおすすめです。温かい甘酒は体を芯から温めてくれますよ。
いかがでしたか。以上が、胃に優しい飲み物で疲れた体を癒す5つのレシピでした。風邪や食べすぎ飲みすぎ、ストレスなどで胃の調子が悪いときには、白湯やほうじ茶などの胃に優しい飲み物を飲みましょう。
胃の負担になるお酒やコーヒーなどは控えてくださいね。飲み会の前におすすめの胃に優しい飲み物が牛乳です。牛乳で胃の粘膜を保護することで、二日酔いや胃のむかつきを予防することができます。風邪や熱中症で脱水症状が出たときにはぬるめのスポーツドリンクを少しずつ飲んでください。
夏バテのときのおすすめの胃に優しい飲み物が甘酒です。冬の寒い時期にはホットミルクやあたたかい甘酒で体を芯から温めてくださいね。牛乳や甘酒はタンパク質やブドウ糖が含まれているので、胃の調子が悪いときの食事代わりにもおすすめです。
まとめ
胃に優しい飲み物で疲れた体を癒やすためには
・ 胃酸過多で胃が痛いときには白湯を飲むこと
・ カフェインの少ないほうじ茶を飲むこと
・ 飲み会の前には牛乳を飲むこと
・ 発熱・下痢・脱水症状が出たときにはスポーツドリンクを飲むこと
・ 甘酒でブドウ糖やアミノ酸を摂取すること