日常生活で意識すべき良質なコミュニケーションを図るコツ


学校や会社、日常生活で良好な人間関係を築くためには良質なコミュニケーションを図ることは不可欠ですよね。クラスメイトや職場の同僚と良質なコミュニケーションを図ることで、新しい友達ができるし、仕事も円滑に進みます。

コミュニケーションが人間関係を築くのに不可欠である一方で、コミュニケーションは諸刃の刃でもあります。些細な一言で誰かを傷つけてしまったり誰かとの間に対立が生まれるように、コミュニケーションによって人間関係が壊れてしまうことがあるのです。

良好な人間関係を築くためには、考えなしにコミュニケーションを図るだけではだめ!良質なコミュニケーションを図ることを意識しなければいけません。ということで、今回は日常生活で良質なコミュニケーションを図るコツをお伝えします。

自分の気分で無視したりぞんざいな態度をとらないこと

良質なコミュニケーションのために一番大切なことは相手に嫌な思いをさせないことです。もちろん、相手から意地悪をしてきたり嫌味を言ってきたときにやり返すのはありですが、相手は何も悪くないのに、相手に嫌な思いをさせたら、相手に嫌われてしまっても仕方ありません。

良質なコミュニケーションのためには、相手に嫌な思いをさせないようにすること!そのためには、あなたの気分で相手を無視したりぞんざいな態度をとらないことが大切です。寝不足や二日酔い、前日に恋人と喧嘩をした日の朝、憂鬱だからといって「おはよう」と言ってくれた同僚を無視してはいけません。

挨拶したり笑顔を作る気分でなくても、良質なコミュニケーションを図るためには自分の気分で相手への態度を変えちゃだめ!いつも通り笑顔で「おはよう」と言いましょう。

 

相手の話をきちんと聞くこと

良質なコミュニケーションでは、自分が話すよりも相手の話をきちんと聞くことができるかどうかが大切です。友達とのおしゃべりの最中、友達の愚痴を聞いているとつい気持ちが上の空になってしまいますよね。また、聞くのが面倒になるとつい頭の中で今晩のおかずを考えたりしがちです。

このとき、あなたはうまく「聞いているふり」をしているつもりでも、相手はあなたが話を聞いていないことに気付いていますよ。あなただって、「こいつ、私の話をちっとも聞いていないな」ということは瞬時に気付きますよね。話を聞かないということは相手を無視しているのと同じことです。

良質なコミュニケーションを図るためには、話すことよりもまずは聞くことを大切にすること!相手の話はきちんと聞きましょう。もうこれ以上聞くのは苦痛だというときには、聞き流すのではなく、「ところでさ」というように新しい話題に切り替えるのがおすすめです。

 

SNSやメールのやり取りで面倒くさがらないこと

今やコミュニケーションは「会って話す」だけではありません。会って話すよりも、画面越しにメッセージをやり取りするコミュニケーションの方が多いという方も多いでしょう。コミュニケーションで良好な人間関係を築きたいとき、SNSやメールのやり取りを面倒くさがってはいけません。

相手からメッセージが来たら、あなたもメッセージを返しましょう。「面倒くさい」「用事がない」といって、相手からのメッセージを無視してはだめですよ。ネットでのつながりは仮想なんかではなく「現実」です。SNSやメールよりも会って話すことの方が大切なんて言っていると、いつの間にか、会って話す友達もいなくなっていますよ。

 

悪口を言ったり意地悪をしないこと

誰かの悪口を言ったり、その場にいない人の悪口で盛り上がったり、あるいはわざと意地悪をして相手を傷つける、このような行いは全て自分に返ってきます。職場で同僚の悪口を言えば、相手は「そうそう」とあなたの話に同意してくれても腹の中では「この人は他人の悪口を言う人なんだ」と思っています。

あなたは自分が嫌いな同僚の評価を下げているつもりでも、実際はあなた自身の評価を下げているのです。気に入らないクラスメイトに意地悪をするのも同じこと、周りの人は顔は笑っていたりあなたの意地悪に気付かないふりをしていても、腹の中ではあなたの評価を下げています。

コミュニケーションを図るとき、相手に嫌な思いをさせないことも大切ですが、それと同時にあなた自身の価値を下げないことも大切です。誰だって自分にとって価値のない相手とはまともにコミュニケーションを図る気にはなりません。

誰かとコミュニケーションを図るとき、あなたは相手やあなたの周りにいてあなたを見ている人に対して「私は価値のある人間です」とアピールすることが大切!自分の価値を下げる言動はしない方がよいのです。

 

嘘をつかないこと

コミュニケーションを図るときには本音と建前を使い分けることは大切!ちっともかわいくなくても「かわいい」とほめたり、興味がなくても興味のあるふりをしたり、あるいは「私なんて全然」と謙遜することはコミュニケーションを図るうえではとても大切です。

しかし嘘はついてはいけません。たとえば、仕事でできもしないことを「できる」と言ってみたり、自分の失敗なのに「○○さんが失敗した」と誰かのせいにするのはだめです。また、口を開くたびに言うことがコロコロ変わる、昨日言ったことと今日言うことがまるで違うという人は信用できません。

コミュニケーションで良好な人間関係を築くというのは、相手の信頼を勝ち取るというのと同じこと!嘘で相手に迷惑をかけたり、相手の信頼を失わないように注意しましょう。

 

以上が日常生活で良質なコミュニケーションを図るコツについてでした。良質なコミュニケーションを図るためには相手に嫌な思いをさせないことが大切です。そのときの気分が顔に出やすい方、憂鬱だからといって相手を無視したり相手にぞんざいな態度をとらないように注意しましょう。

相手はあなたの不機嫌をぶつけるサンドバッグではありません。相手の話を聞いたり、SNSやメールのやり取りをきちんとすることも良質なコミュニケーションを図るコツ!面倒くさがってはだめですよ。

また、コミュニケーションでは自分の評価や価値を下げたり相手の信頼を失わないことも意識しなければいけません。悪口や意地悪をしたり、見栄や責任逃れのための嘘をついてはだめです。

まとめ

日常生活で良質なコミュニケーションを図るためには

・ 自分の気分で無視したりぞんざいな態度をとらないこと
・ 相手の話をきちんと聞くこと
・ SNSやメールのやり取りで面倒くさがらないこと
・ 悪口を言ったり意地悪をしないこと
・ 嘘をつかないこと


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