目に良い食べ物でいつまでも健康な視力を保つコツ


スマホやタブレット、そしてパソコンの使用で目を酷使していると、目に良い食べ物やグッズが気になりますよね。特に、物がかすんで見えたり、手元が見づらい等、年齢と共に、気になることが増えてくれば、それを少しでも遅らせようと、改善する術を模索している人が多いのではないでしょうか。

それに、目の症状によっては、回復するのは不可能で、角膜は移植出来ますが、視神経が壊れてしまうと移植するのは不可能なので、視力を失ってしまうこともあります。

見ることから、様々な情報を得て生活しているので、もっと目を大切にしたいですね。その為には、目に良い食べ物を取るようにして、目に負担が掛かる生活の改善をしましょう。そこで今日は、目に良い食べ物を知って、いつまでも健康な視力を保つコツを5つ、お伝えします。

 

目に良い食べ物で
いつまでも健康な視力を保つコツ

 

ブルーベリーを食べて眼精疲労を回復しよう

目に良い食べ物と聞かれたら、すぐ浮かぶのはブルーベリーという人が多いのではないでしょうか。ブルーベリーには、アントシニアンという成分が含まれていて、網膜が光を感じる為の物質の合成を助ける役割がある為、物を見る時のピントを合わせる力の改善を促してくれます。

暗い所での視力がアップしたり、夕方になると、なんとなく焦点が合いづらいのを改善したりと、目に良い食べ物のブルーベリーは、とても優秀なんですよ。

特に、デスクワーク等で近方視が多い人は、疲れた目の疲労を回復する為に、手軽に取れるブルーベリージャムを入れた紅茶やお菓子を食べてみてはいかがでしょう。眼精疲労は、肩こりや頭痛等を引き起こすこともあるので、ブルーベリーを食べて、目の疲れを回復させてくださいね。

 

レバーを食べてドライアイを改善しよう

スマホやパソコンを使用していると、まばたきの回数が減ってしまい、眼球全体を覆っている涙が減少する為、目が乾きます。目が乾くと、角膜や結膜の潤いが不足し、ホコリや菌が流れてくれない為、傷が付きやすくなり、他の目のトラブルを誘発しやすいので、注意が必要です。

目の粘膜を保護するのは、レバー等に含まれているレチノールで、ビタミンAの一種。網膜を健康に保つ働きがあり、牛・豚・鶏、どのレバーにも多く含まれています。

他にも、暗い所での眼の働きを良くする効果がレバーにはある為、多少苦手だとしても、取りたい食べ物ですね。今は、レバーペースト等、食べやすく加工した食品がたくさんあるので、ドライアイの改善の為にも、意識して食べるようにしましょう。

 

イワシを食べて白内障になるのを遅らせよう

白内障は、80歳を迎える頃には、ほとんどの人がなると言われている目の病気です。50歳代では約4割、60歳代になると約7割の人が白内障と報告されています。

白内障は薬で進行の抑制や予防がある程度出来ても、治すのは手術しかありません。その為、目に良い食べ物を取って、発生時期を遅らせることが望ましいのです。

その白内障に良い食べ物が、イワシ等の魚介類で、セレンという栄養素を多く含んでいます。セレンは、体内で有害となる活性酸素の働きを抑制して、老化を遅らせてくれる為、目の老化現象と言われる白内障だけでなく、体全体のアンチエイジングにもなるすごい栄養素なんですよ。

目に良い食べ物のイワシは、DHA・EPAも含まれているので、脳を活性化してくれ、仕事の集中力もアップするはず。しらすやちりめんじゃこもイワシなので、様々な料理で使えそうですね。

 

クコの実を食べて緑内障を予防しよう

緑内障は、進行すると視野が欠けたり、失明する可能性がある病気です。自覚症状がある程度まで現れない場合がほとんどで、気付いた時には症状がかなり進行してしまっている場合もあります。

緑内障によって障害にさらされた視神経や欠けてしまった視野は回復しない為、目に違和感を感じたら、眼科を受診して、早期に進行を防ぐ治療を開始する必要があります。もちろん、普段から緑内障にならない為に、目に良い食べ物を取ることも大切です。

特にクコの実に含まれているゼアキサンチンは、強い抗酸化作用があり、血流を促し、疲れた毛細血管に作用するので、緑内障の予防にお奨めです。クコの実は、中華料理に使われ、杏仁豆腐の上にのっている赤い小さな実で、ヨーグルトにトッピングして食べるにもいいですよ。

 

ほうれん草を食べて加齢黄斑変性を予防しよう

聞いたことがないという人もいるかもしれませんが、加齢黄斑変性は、予備軍も含め、国内に1200万人もいると言われている病気で、欧米の失明率1位の怖い病気です。

加齢に伴って、結膜の黄斑に障害が生じて、物を見る時に歪んで見えたり、中心部分が黒く見えるので、対象物の認識が難しくなります。この病気を予防の為に、緑黄色野菜を食べましょう。

その中でも、ほうれん草はルテインが豊富で、目の大敵と言われる青い光(ブルーライト)から目を守り、黄斑色素を丈夫にしてくれます。

少量の油で炒めると、吸収力が高くなり、栄養を無駄なく取ることが出来るので、試してみてくださいね。毎日、ルテインを一定量、取り続けることが大切なので、欠かさず食べるようにしましょう。

 

いかがでしたか。目に良い食べ物を取り、健康な視力を保つことは、あなたの身の安全を保つことにもなります。視野が欠けてしまったり、視力が急激に落ちてしまうと、車の運転が出来なくなるだけでなく、歩行中も非常に危険です。

仮に、片方の視力が保持されていたとしても、物を見る際、立体感が無いので、距離感をつかむことが難しくなり、人とぶつかったり、転倒しやすくなってしまいます。

よく耳にするドライアイも、目が疲れる、しょぼしょぼする等の不快感を感じるだけで、目が乾いているというのは、眼科で診察を受けるまで分からなかったという人が多いので、違和感を感じたら早めに受診しましょう。

20歳を過ぎると、見る力は下がっていく為、少しでも早く、目に良い食べ物を生活に取り入れるようにして健康な視力を保つようにください。

まとめ

健康な視力を保つには

・ ブルーベリーを食べて眼精疲労を回復しよう
・ レバーを食べてドライアイを改善しよう
・ イワシを食べて白内障になるのを遅らせよう
・ クコの実を食べて緑内障を予防しよう
・ ほうれん草を食べて加齢黄斑変性を予防しよう


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